さにぼのぼ

猫1匹と共同生活してる獣医。獣医視点で猫や愛馬、ガジェットなど趣味のことを語ります。猫の健康管理に役立つことも書いていければ!

専門職の副業ってあり? 獣医師って儲かる?

こんにちは\(^o^)/

 

今回は話題の『副業』に関してと、

『獣医師って儲かるの?』って話です(笑)

 

政府が働き方改革のひとつに掲げた「副業」

ソフトバンクなどの大手企業が相次いで副業の解禁をし始めています

 

たしかに大手企業は、しっかりと業務時間が決まっており(おそらく)、

副業しやすい環境ではないでしょうか

 

また、自由な社風の多いIT企業も、その時間的な自由度から

副業の選択肢が出てくることでしょう

 

 

一方、

医者、歯科医師、獣医師、看護師などの医療専門職はどうでしょうか?

 

激務と時間の制約が多く副業に手をだすことは難しいのではないでしょうか?

また、

 『副業する暇があったら、本業をもっと勉強しろ!』

   というのが、業界の考えでしょう

 

たしかに、

命をあつかう職業である以上、どんな時でも本業に全力を尽くすのが役目でしょう…

 

小難しい生理学の本や、最新の英文献を読んで、

 少しでも知識を増やし明日の治療に役立てる

 

それが正しい専門職のあり方

 

 

しかし、これは理想です

こんなことができる人は、私の周りでは少数です

 

皆、日々の仕事に忙殺されて、今日を生きるので手一杯

 

最近、医療現場の過酷な労働環境が報じられていますが、

この状況では勉強も、ましてや副業なんて手につきません

しかし、専門職にも副業が必要なんです

 

 

「獣医師=高学歴・高収入」と思われるでしょう

皆さんが想像するより獣医師の給料は安いんです(-.-;)

 

2017年に厚労省が発表している、賃金構造基本統計調査によると

獣医師の平均年収は525万円

平均年齢は37.9歳

となっています

 

獣医師といっても、

様々な職種(小動物臨床、大動物臨床、公務員、製薬会社など)や、

地域性、役職がありますので一概には言えませんが、

一日中ボロ雑巾になっても中堅はこんなもんです(笑)

 

年収1000万円を超えるのは、

繁盛している小動物の開業医か牛などの大動物を診療する農業協同組合、

競走馬の診療をする日本中央競馬会の獣医師くらいでしょう

 

犬猫の病院の場合、

6年間大学でびっちり勉強して、毎日12時間以上働いた結果、

この年収では割に合いません!

 

なぜこんな割の合わない仕事をしてるんだ?ってよく聞かれます

動物が好きだからです

仕事に誇りがあるからです

やりがいがあるからです(やりがいの搾取という言葉が…

 

結論

 

獣医師は儲かりません!

なので副業をしたいです!

本業は疎かにしませんし、勉強もします!

なので副業させて下さいm(_ _)m

 

専門職にぴったりな副業ってなんでしょうかね?

次回、考えてみます。