さにぼのぼ

猫1匹と共同生活してる獣医。獣医視点で猫や愛馬、ガジェットなど趣味のことを語ります。猫の健康管理に役立つことも書いていければ!

動物病院に猫を連れていく前に 要点をまとめよう!

こんにちは。さにぼです( ・∇・)

 

今回は愛猫を動物病院に連れていく際、

獣医師に伝えて欲しい情報をまとめようと思います。

皆さん、愛猫が病気になったら慌てちゃいますよね。

 

しかし、

獣医師に正しい診断をしてもらうためにも、

伝えるべき情報を整理することは大事です。

 

ほとんどの病院で、

名前や種類、性別などを問診票に書くと思います。

 

そこの情報は非常に重要なのでわかる限り丁寧に書いて見ましょう。

書きながら、考えがまとまる事も多いでしょう。

 

問診では、

いろんなことを話そうとするあまり、

意外と重要なことを伝え忘れてしまうものです。

(本来なら獣医師が上手く聞くべきなのですが、

獣医さんも聞き逃すことがあるんです…)

 

まず基本的な項目です。

5W1Hで考えると楽チンです。

 

When(いつ)

Where(どこで)

Who(誰が、もちろん猫ちゃんですね)

What(何を)

Why(なぜ、これは分からなくてもいいです)

How(どのように)

 

  1. 体のどこに異常があるか?
  2. いつから症状に気付いたか?
  3. どのくらいの頻度で異常が起こるか?
  4. 異変の原因として思い当たることはあるか?
  5. 転院の場合、前の病院で何の検査をしましたか?その治療内容、経過、診断は?
  6. 最後に動物病院へ行ったのは何時ですか?それはどんな目的でしたか?
  7. 過去の病歴や手術歴はありますか?

 

伝え忘れやすいですが、重要な項目に以下のものもあります。

 

  1. 動物をどこで入手しましたか?
  2. 他に動物を飼っていますか?他の動物は元気ですか?
  3. 外傷歴と麻酔歴もありますか?(麻酔をかけるのが危ない動物も多いので)

 

写真やビデオを活用しよう

今や、皆さんのほとんどがスマートフォンを持っており、

簡単に綺麗な写真やビデオを取ることができます。

これを活用しない手はないでしょう。

 

もし愛猫の歩き方がおかしかった場合、

どんな風に?と聞かれても、答えるは難しいと思います。

 

そんな時、動画を見せれば一目瞭然でしょう。

また、

ぐるぐる回ったりする神経症状や痙攣などの発作の様子もビデオに残して置くと、

診断の助けになるでしょう。

猫が辛そうな時にビデオを取っているのも、

心苦しいのですが、早期治療のため撮影することをお勧めします。

 

疑問点や要望があれば積極的に伝えよう

多くの方が病院にいく前に、

インターネットで症状を調べていかれると思います。

 

そこで症状が似ている病気があれば獣医さんに伝えて見ましょう。

 

そうすれば、

その病気を診断するための検査をやってくれたり、

否定する理由をきちんと説明してくれるはずです。

 

間違った情報もネットには多くありますが、

疑問に思ったことは、

なんでも獣医師に聞いていただいて構いません。

 

 

些細な疑問も優しく答えてくれる獣医さんは良い獣医師だと思います!

(そうありたいものです(^^; )